PROFILE

MEMBERS

(L>R)

ライト(Dr.), シンポトモヒロ(Ba.)

HAL(Gt.),ナミト(Key.),なりた(Vo.)

CONCEPT

○「シティで生きるためのポップ」

いわゆるシティポップで描き出される、ある種の桃源郷としての都会での生活を消化するには、今日の現代人はあまりに忙しない。そんな中、音楽を趣味と呼ぶには切実すぎる渇きを持つ5人がこうして集まった。我々は「伝える」よりも先に「生きる」ために音を鳴らす必要があるのかもしれない。

○「私的な公共空間としてのバンド」

音楽の趣向としてのバックグラウンド、ひいては各人が過ごしてきたコミュニティ、カルチャーは異なる。もちろん、見聴きしてくださっているあなたとも違う。皆他人同士である。我々はそんな状況下で「バンド」を楽しみたい。遊びながら、試みながら、無数に生まれるモチーフ/グルーヴを1つの曲として作品を結実させてゆく営みに悩みながらも熱中する。もしあなたがそんな営みに興味を持ってくれたのなら、これほど嬉しいことはない。

ORIGIN OF "Namiuchi Lab."

・沖、大海と対比される概念としての「波打ち(際)」

…波打ち際で拾う貝殻、漂流物のように我々の暮らす環境すなわち日本には多種多様な国の音楽が自在に流れ着く。二番煎じというスタンスではなく、流れ着いたそれらを丁寧に掬い上げ、個人の発見であったものを周囲に伝播させ大きな発見へと昇華していきたい。

・つくり方から考える場としての「ラボ」

我々は音楽が持つポテンシャルを信じている。だからこそ、曲作りやライブなどの制作方法においては従来のやり方に固執することなく、音楽表現の新たな可能性の模索にも挑む。この飽くなき探究を、我々だけでなく「ラボ」に遊びにきたオーディエンスにも是非とも味わっていただきたい。